さくらの花摘み

サクラと言えば、染井吉野が代表的ですが、それは200種類以上あるサクラの1品種にすぎません。染井吉野ばかりが注目されるのは、本州で一番多く植樹されているサクラだからです。私は染井吉野が散ってから、八重咲きのサクラが咲くので好きです。

「さくらは散ってからがおもしろい」と言って、染井吉野が葉サクラになってからの楽しみ方を提案しています。

前回は山梨の韮崎市で、さくらの学校を開校しました。ただ今順調に仕上がっています。

それとは別に、韮崎市の桜花 「関山」と「普賢象」という2つの品種を地元の方に分けていただきました。韮崎市の桜で、新しい食品を生みだしたいと考えて、研究をしています。

地元の方々の応援で、桜花の花摘みをしたら、地元の方は桃の摘花になれている人が多く、手際良く集荷できました。 摘花方法は花を広げた傘の中に入れ、集めるやり方です。勉強になりました。

綺麗な山々に囲まれた処で収穫しました。

集められたサクラを工場に運び、即した処理をしました。

次は隣町にある南アルプス市に花を輸送しました。

そこの工場では、桜花の花びらを一枚ごとにとり集めます。手慣れたスタッフ5人が下処理をしても、2キロの花を分解するのがやっとでした。手間のかかる作業です。

このように花びらだけにします。花は当初の半分以下になります。これを下処理をして、しばらくの間冷蔵しておきます。

今後、この花びらをどう加工するか秘密です。来春にはどんな商品ができるか、ご期待ください。

関連記事