季節の花と桜実でフラワーアレンジメント

フラワーアレンジメントをしている様子

フラワーアレンジメントをしている様子

 東京都千代田区では2004年より区の花「さくら再生事業」をおこなっています。傷んだ桜を地用したり、新しい桜を植えたりしていますが、区民の皆さんから「さくらサポーター」の参加も募集しています。
 その事業の一環として桜を楽しむ体験教室があります。
 私が講師としてこの教室を開いて9年目になります。私の主催する教室は年に3回あります。今年初回は2012年6月9日(土)九段下の生涯学習会館にて開かれました。
 今回は千代田区内の桜についている実と季節の花を生けました。当日は雨でしたが、参加者は定員どおり21名が参加してくれました。


千代田区内の桜の実
(注意)さくらの枝は、千代田区の
許可を得て入手たものを使用しています。

桜の実は、染色にも使えます。今年拾った桜の実を染色してみました。お教室でこのショールをお披露目したら、皆さんからどこで実を集めたのか聞かれました。私は千鳥ヶ淵緑道のボート乗り場で拾うことが多いのですが、もう既に落ちてしまっています。でも、内堀通り沿いのイタリア文化会館の前で実がたくさん付いている桜を見つけました。


さくらの実で初めた木綿のストール(右)、
シルクのストール(左)
今年はしっとりとした色に染まりました。

 内堀通り沿いの桜も開花時期は千鳥ヶ淵と同じなのに、実のつく時期が違うのはどうしてでしょうか?
その答えはわかりませんが、桜は同一品種の桜だけでは実がつきません。実のなるところには必ず別の品種が近くに存在することになっています。内堀通りにはオオシマサクラとソメイヨシノが植えられているので、実のなる桜がたくさんあることだけはわかっています。

桜に実がつくことをお話しすると、皆さんサクランボと勘違いします。桜には2種類あって、日本では花の桜を桜と呼びますが、欧州では実の桜を桜と呼んでいます。
日本では誰しも花の散った後に桜を見る人がほとんどいませんが、桜には実がなります。食べてもおいしくないものが多く、食用にはなりません。しかし、さくら実はポリフェノールが含んでいて、体に良いことがわかっています。まだ桜の実をつかった商品は お酒や石鹸などといった数種類しかありません。
もっと桜を通年楽しんでいただくために千代田区では「さくらサポーター」を募集中です。さくらにご興味のある方は、担当部署 千代田区道路公園課 電話 03-5211-4243までご連絡ください。次回の体験教室は11月10日(土)に桜の落ち葉で染色するクラスが予定されています。ご興味のある方は私にご連絡ください。




イタリア文化会館前
6月20日、内堀通りの桜並木の桜にはたくさんの実がついていました。