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花咲か爺さんに会う

花咲か爺さんと会ってきました。毎年2月になると、そのお爺さんの庭や畑は、桜で美しく彩られます。そして、その桜の蜜を狙った小鳥がたくさんやってきて、実に喧しいです。

 

まだ周囲の家々の庭に梅が咲いており、お爺さん桜に気づく人はいるでしょうか。桜と言えば、4月だと思う人が多いから。

 

お爺さんの桜は、前回紹介した沖縄の寒緋桜ではありません。

 

花咲かお爺さんは、もう40年近く桜を育種していますが、つくった桜に名前をつけていないし、その数も数えていません。

 

桜をいただいて帰りました。この写真よりもっとたくさん頂きました。嬉しい!

 

訪問する度、お爺さんの桜への想いが伝わります。広い屋敷の周りに植えられた桜だけでなく、畑にも植えられている桜たちの将来が気になります。

 

お爺さんのお話は、とても哲学的で、科学的なことばかりだから、私にはちっともわかりません。解らない私に「赤花の染井吉野を作るのは簡単だ」「誰もできないと思っているからできない、俺はつくっててきた」と毎年語ります。

 

こんなことも言います。「赤い花と赤い花を掛け合わせると、白い花が誕生するんだ」

 

この白い桜もお爺さんの桜です。花は大きくて、葉と一緒に咲いています。ヒマラヤ桜と他の桜を掛け合わせてくったものだそうです。お爺さんは、桜は気温で開花するのではないから、自分のところの桜が咲いているのだと言います。

これは少しピンク色の桜です。この可憐さが気に入りました。

 

もう花屋には桜が出回っています。市販されている花材用につくられた桜と違って、木から折った桜には趣があります。

 

本日、趣のある桜を生けてみました。桜の幕開け初日としゃれ込んで、ワインに花びらを浮かべて乾杯しました。